少しの
疑い
少しの
自信のなさが
声の中に
反映される。
さっき
出た音も
微妙な
心の変化で
出なくなる。
歌のレッスンは
そんな
心の状態を
訓練することでも
ある。
自分で
作ってしまう
限界を
取ってあげる
作業。
自分で
閉じ込めてしまった
声を
解放してあげる作業。
ワンヴォイス。
そこに
与えられた
最大の可能性を
引き出す作業。
歌い手だけに
限らず
声の中の
少しの
色が
心を
映し出す。
会話の中。
留守電。
声は嘘をつかない。
装っても
その装飾は
声にはっきりと
映し出される。
だから
不安も
喜びも
弱さも
確信も
含めた
在りのままの
友子の
歌を歌いたい。
フェイクな
感情を歌うのでなく
リアルに
歌い続けること。
簡単じゃないけど
それが
歌い手としての
最低限の
義務。
責任。
そう思う。